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ゆいまーる奨学金:「ニューロダイバージェンスとヘルス」沖縄出身参加者向け

執筆者の写真: Kana GraceKana Grace

このたび、「ニューロダイバージェンスとヘルス」コースに、沖縄出身の方を対象とした「ゆいまーる奨学金」を導入します!

 

🌺 ゆいまーる奨学金とは?

「ゆいまーる奨学金」は、沖縄出身の方(うちなーんちゅ)で、経済的な理由により受講が難しい方を支援するための限定割引制度です。ニューロダイバージェンスとヘルスに関する学びを深めたい方が、経済的なハードルを理由に諦めることなく参加できるように設けました。

 

🌱 なぜ、ゆいまーる向け奨学金を設けるのか?

沖縄で暮らす中で、貧困が深刻な課題であることを実感してきました。貧困は単に経済的な困難だけでなく、必要な情報へのアクセスが限られてしまうという側面も持っています。

この情報格差を少しでも埋めるため、私は沖縄をはじめとする多くの方に、エビデンスに基づいたニューロダイバージェンスとヘルス(健康)の知識を広める機会を提供したいと考えています。


この考えに至った背景のひとつとして、昨年、ライフスタイル医学の認定資格を取得する過程で、学歴・言語・経済状況が学びの大きな障壁になり得ると強く実感したことがあります。


受講資格には関連分野の修士号以上の学歴が求められ、さらに認定資格のためのテキストや試験はすべて英語、必須参加の学会も英語で行われるという状況でした。その上、医学認定試験の費用は非常に高額で、多くの人にとって学びの機会を奪う要因になっています。

私自身も、この経済的なハードルを前に、一度は諦めかけました。しかし、アメリカの「Plant-based Prevention Of Disease(P-POD)」から名誉ある奨学金を授与されたことで、高額な医学学会への参加が可能となり、ライフスタイル医学認定への道を支えていただきました。


その際、感謝の気持ちを込めて、P-PODに向けたメッセージビデオを録画しました。その中で、沖縄をはじめとする地域で、ニューロダイバージェンスやヘルスに関する情報格差が大きな課題となっていること、その格差を埋めたいという思いを語っています。(添付のビデオをご覧ください。)


この経験を通じて、学びの機会を経済的・言語的なハードルで奪われてはいけないという思いを一層強くし、今回の「ゆいまーる奨学金」の導入を決意しました。




 

📌ゆいまーる奨学金の申込方法沖縄出身の方で、奨学金を希望される方は、詳細についてお問い合わせください!



📖 「ニューロダイバージェンスとヘルス」コースについて


このコースは、1年以上の研究・実践・自身の経験をもとに構築し、1,000本以上の学術論文の知見を取り入れながら設計されたプログラムです。


このコースでは、ニューロダイバージェンスが認知的・社会的・精神的・感情的・身体的ヘルスとどのように関わり合っているのかを深く理解し、その複雑性を探ります。


📚 海外大学院レベルの学びを、日本語で!

ニューロダイバージェンスに関する情報は、西洋・英語圏を中心に発信されており、日本語では得られにくいものが非常に多くあります。このコースでは、その言語の壁を超え、エビデンスに基づいた知識と当事者の日常経験を結びつけながら学ぶことができます。


🌏 どんな人でも学びやすい工夫

学術的な内容も、難しい専門用語を噛み砕いて解説することで、バックグラウンドを問わず、学びたい人が理解しやすい構成になっています。海外大学院のニューロダイバージェンス関連コースと同等レベルの学びを、日本語で得られるよう工夫しました。カナ・グレイス博士は、英国自閉症協会(National Autistic Society)およびシェフィールド・ハラム大学(Sheffield Hallam University)の大学院自閉症(オーティズム)専門コースの客員講師も務めています。

 

🤝 充実したサポート体制

5週間のコース期間中、コミュニティサポートや十分な質疑応答の時間を設け、学びを深められる環境を整えています。

 

詳しくは、フライヤーやウェブページをご覧ください。






 

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