Dr Kana Graceによるニューロダイバージェンスとヘルスに関する1対1の個別サポート
個別サポート
1. 基本情報
1.1 対象
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全ての年齢のニューロダイバージェント者。診断済、自己診断、診断を待っている方を含みます。
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ニューロダイバージェンスを理解している人と話したいと思っているニューロダイバージェント者。
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自分の診断を理解したいと思っているニューロダイバージェント者。
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ニューロダイバージェント者における精神的・身体的・社会的ヘルスに関して相談したい方。
1.2 サポート内容例
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診断前および診断後のサポート
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時間管理と計画
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学習ルーティーンの構築
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不安やストレスへの対処
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効果的な学習スタイルの構築
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大学の学位を成功裏に修了する(学士課程、修士課程、博士課程を含む)
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バーンアウト(燃え尽き)からの回復
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学校、職場、家庭内などでの自己権利擁護
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自分に合ったライフスタイルの確立
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メンタルヘルス・身体的健康に関する診断と適切なケアを導く(例:EDS/HSD, POTS, MS/CFS)
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ヘルスコーチング(例:食事、栄養、ライフスタイル)
*診断と薬の処方箋を出すことはできません。
以前はスペシャリストメンタリングと呼んでいましたが、ヘルスコーチングを含むサポート領域を広げたことにより、現在はシンプルに1対1のサポートと呼んでいます。
スペシャリストメンタリングは、英国の高等教育機関で提供される標準的なサポートであり、資格を持つ専門メンターによって提供されます。カナはすべての基準を満たしており、同様にサポートすることができます。
1.3 料金
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10,000円/時間(70 USD、50 GBP*)
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5,000円/ 30分 (34 USD, 25 GBP*)
以下は長期的なセッションをご希望の方向けのプランです:
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90,000円/10時間 (620 USD, 470 GBP*)
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47,500円/5時間 (330 USD, 250 GBP*)
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PayPayまたはPayPalをお使いいただけます。
*お支払い時点での為替レートによって変わります。
1.4 セッション
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毎週同じ時間に毎週セッションを提供しています。一度のみのサポートもしていますが、定期的にお会いすることでより効果的なサポートにつながります。
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セッションには、短期ベース(5/10/15セッションなど)または長期ベースで参加して、より詳細な作業を行うことができます。
1.5 コミュニケーション方法
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Zoomでお話しします。
1.6 個別サポートの流れ
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連絡: このサポートに興味がある場合は、valtameri.grace@outlook.com までご連絡ください。お名前と連絡理由を記載してください。
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スケジューリング: 私たちがお問い合わせに対して返信し、初回セッションの日時を設定します。この際、PayPalアカウントに関連付けられたメールアドレスをお尋ねし、請求書を送付します(無料の15分間の相談を予約する場合を除く)。初回セッション前に、無料の15分間のZoom会話をオプションとして提供しています。これは、定期セッション(例:60分)を開始する前に私と会うことが役立つと感じる方のためのものです。最初の定期セッションの前に、Valtameriで提供される個別サポートに関する重要な詳細が記載された同意書をメールでお送りします。内容をご確認いただき、署名してご返送いただきます。
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支払いと確認: PayPalでのお支払いが確認され次第、セッションの前日にZoomリンクをお送りします。セッションの前日にZoomリンクをお送りいたします。リマインダーとしての役割を果たすためです。
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初回セッション: 最初のミーティングはZoomで行います。
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次のステップ: 初回セッション後、どのように進めたいかを決めていただけます。これには、カナとの週間ミーティングのスケジュールを組む、または他の専門家からのサポートを求めることが含まれます。私たちの優先事項は、あなたにとって最良の結果を確保することです。
2. クライアントの声
カナさんと一緒に取り組んだ経験は本当に充実していました。オーティズム診断を受けた後、そのことを整理するために5回のセッションパックを購入しましたが、そこで多くのことを扱うことができました。従来のニューロティピカルなセラピストでは、あまりにさらけ出しているように感じてしまったであろう内容も含まれています。カナさんは私のニューロダイバージェンスのさらなる側面を明らかにする手助けをしてくれ、それによって自分自身をより深く理解する助けとなっています。そして、今後さらにその理解を深めていくのが楽しみです。
私たちは、ホルモンサイクルがさまざまな特性の表れにどのように影響するかを含め、多くのことを探求しました。カナさんはまた、私の生活の中でどのような調整やサポートが可能かを一緒に考えてくれました。特に心に残っているのは、カナさんが私の人生をどのように見ているかという彼女の洞察です。非常に要求の高い仕事をしていて、拒絶感受性や完璧主義に苦しんでいると、自分の良い面を完全に認めるのが難しい場合があります。しかし、カナさんは私が自分自身のさまざまな良い面を評価する手助けをしてくれました。
セッションを終えた今では、職場や家庭で自分のニーズをより良く満たすための戦略に自信を持っています。そして、将来またカナさんとお話しできるのを楽しみにしています。
女性、慈善団体の幹部、イギリス
Kanaは私が苦労していることをとてもよく理解してくれました。彼女はとても穏やかで優しい人柄で、私を支えてくれました。毎回のセッションの後は、やる気と自信がとても付きました。メンタリングのセッションはいつも同じ曜日の同じ時間であったので、私の1週間の予定を立てる上で基盤となりました。 Kanaは学習のプランを立てるのを手伝ってくれて、締め切りに間に合うように課題を完了させるための現実的な目標を立てるのを手伝ってくれました。メンタリングを通して、私にとって有効な勉強の仕方や不安の対処の仕方を構築することができました。Kanaとのメンタリングは、コロナ禍で個人的学習的な難しさを対処するのに本当に役立ちました。メンタリングは、私にとって大変な時期に感情的サポートとやる気をくれました。
当事者・大学生、イギリス
自閉症の息子を持つ母親です。息子の事を少しでも理解したく、かなさんに相談をお願いしました。
かなさんは柔和なお人柄で、とても話しやすく、また癒されました。お話をしっかり聞いて頂いただけでなく、情報も提供して頂き、お話また、連絡を取った後は毎回、希望をもらい、前進しています。アカデミックなバックグラウンドとともに、日本、アメリカ、イギリスでの経験をお持ちなので、そうした多角的な観点からお話出来たこともとても参考になり、有り難かったです。かなさんのお話は胸にストンと落ちてきました。かなさんのように当事者でありながら、専門的なスキルを持って、当事者や家族に寄り添ってくれる、また頼れる存在はとても貴重だなと感じています。
当事者(子ども)の母、イギリス
Kanaとのメンタリングは有効な学習スタイルを確立するのに役立ち、自分にとってより効率よく勉強できるようになりました。また、メンタルヘルスに関してどのように対処したらよしかアドバイスをもらえたので*、ウェルビーイングがよくなりました。Kanaはとても話しやすく、思いやりがあり、メンタリングのコミュニケーション方法に関して柔軟に対応してくれました。そのため、私は時々、ビデオ電話ではなくテクストチャットでのメンタリングをお願いしました。
*適切な機関や人への連絡を促したり、またその手助け
当事者・大学院生 、イギリス
わたしはある意味「高機能」であるので、多くの人が私にとって特定のことをする事が難しいということを信じてくれません。かなと話すことは、他人が自分の苦労していることを理解してくれたと感じた初めての時のひとつでした。彼女と話すことにより、自分の強み・心配事・そしてそれらに関してどう考えたら良いのかなど、自分のことをより知ることができました。そして独りだという感覚がかなり少なくなりました。
当事者・大学院生 、アメリカ
ニューロダイバーシティを探求したいと考えている人には、カナをメンターとして強くお勧めします。
2023年の数ヶ月にわたり、Zoomでカナと10回以上会いましたが、素晴らしい経験でした。最近オーティズムの診断を受けた私にとって、遅い診断をめぐるよくあるテーマや概念を処理する絶好の機会でした。
また、彼女が研究を通じてオーティスティック者をサポートしていることを知ることができて嬉しかったです。最新の研究についてもっと知ることができ、アレキシサイミア、アファンタジア、病理的要求回避など、さまざまなトピックについて話し合うことができて興味深かったです。
彼女は落ち着いていてオープンなアプローチを持っており、私にとっては完璧でした。彼女は優しいアドバイスと思慮深い印象を共有します。
大多数に共有されない経験を普通化することができる、オーティズムの実経験を持つ人と話をすることは素晴らしかったです。自分が「普通」かどうか知りたい人、または世界の経験において孤独を感じる人は、カナに連絡して、彼女が良いフィットかどうかを確認してほしいなと思います!
当事者・医療専門家、オーストラリア
いつも親身になって傾聴してくださり心の励みとなっています。
思考や行動の癖でタスクやアイディアが溢れてしまうのは自身の怠惰であると思ってましたが、ニューロダイバージェントの特性だと認識できたことで、”治す”のではなく”どう活かすか”という観点で物事を前向きに考えられるようになりました。
また個人的にKanaさんの豊富な知見や経験から、世界から見た日本のニューロダイバーシティの立ち位置や各国での取り組みを知れたことは、キャリアプランを模索する上でとても助けられています。
今までコーチングやカウンセリングなど多くのサービスを経験しましたが、当事者の気持ちに寄り添い、日常のライフハックからキャリア・ライフプランまで支援してくれるサービスは他にはありませんでした。
日本ではスペシャリストメンタリングが存在しないので、是非Kanaさんのメンタリングを多くの当事者・ご家族の方に知っていただきたいです。
当事者・IT企業、日本
クライアントからセッションについて口頭でいただいたご感想を、一部パラフレーズしてご紹介します:
「思春期の娘は、これまでどのセラピストやカウンセラー、心理学者とも話したがらない状態に陥っていました。しかし、あなたとのセッションの後には『また話したい』と自分から言うよ うになりました。親として、本当に驚いていますし、彼女が安心して話を続けられることに感謝しています。」
「8歳の息子が、あなたのおかげでこれまで想像もできなかった形で心を開くようになりました。あなたの質問を通じて、息子が経験してきたことを話してくれ、それは父親である私でも知り得なかったこともあります。本当に助けていただき、感謝しています。」
「あなたと出会えたことを心から感謝しています!」
「息子のための他のサポートを探すのをやめました。あなたとの間で信頼関係を築き、継続的なサポートをお願いできるからです。あなたの個人的なオーティズムへの深い理解が、他にはない貴重な視点をもたらしてくれます。」
3. クライアントの居住地

注意:ピンは私たちのクライアントのおおよその出身地を示していますが、
その数を表しているわけではありません。
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4. ニューロダイバージェント者とそのご家族へのサポートに込めた想い
私は、あなたとあなたの精神科医や他の医師(例:リウマチ専門医)の間に立つ仲介者として活動しています。私自身、オーティズム、ADHD、ディスレクシア、ディスプラクシア、トゥレット、そして関節可動型エーラスダンロス症候群(およびまだ言葉で説明しきれない多くの症状)を抱え、医療機関や精神科の受診がいかに難しく、挑戦的なものかを身をもって経験してきました。私自身が、定期的に話せて、私のことをよく理解し、サポートしてくれる人を求めていました。私の願いは、あなたにとってそのような存在となり、ニューロダイバージェンスに関わるヘルスの悩みに対して頼れる相談役となることです。
これまでに多くの臨床医に出会いましたが、そのほとんどがネガティブな体験でした。しかし、わずかながらポジティブな経験もありました。UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)で博士課程の間、あらゆるサポートを受けることを諦めかけていた私が最後の望みとして試したのが、UCLが提供する「オーティズム専門メンタリング」でした。このメンターたちは、これまで出会った中で最も理解ある実務者であり、その後も今に至るまで交流を続けています。この「専門メンタリング」は、イギリス国内の大学に在籍する学生に限定されていますが、このようなサポートを大学の枠を超えて、あらゆる年代のニューロダイバージェント者に提供したいと強く思うようになりました。そして、UCLで初めてとなる「オーティスティックピアグループ」を設立したのと同時期に、同様の形で他のニューロダイバージェント者へのサポートを始めました。
私は、オーティズムやニューロダイバージェンスに特化した心理学者であり、ライフスタイル医学プロフェッショナルとして、生涯にわたる学びとエビデンスに基づく実践に力を注いでいます。心理学と医学の両分野での経験を活かし、心理学者、医師、その他の医療専門家からなるネットワークを構築してきました。
クライアント一人ひとりに対して、セッションの準備とまとめに約60~90分を費やし、セッション内容を十分に深める努力をしています。もしあなたが私のクライアントであれば、あなた専用のファイルを安全に保管し、これまでのセッションの要約や計画を記録します。また、別のドキュメントでクライアントごとの進捗状況も追跡しています。
セッションが有意義で価値ある時間となるよう努めるとともに、一人ひとりを支援することを大きな名誉と感じ、心から尽力しています。
私は、子ども、ティーンエイジャー、大人を対象に活動しています。クライアントの半数は子どもやティーンエイジャーで、もう半数は大人の方々です。詳しくは、「よくある質問」をご覧ください。
なお、すべての方のご依頼に必ずお応えするわけではありません。もし他の専門家のサポートを受けることがより有益だと判断した場合は、そちらの選択をお勧めしています。
5. よくある質問
どのようなサポートを提供していますか?
詳しくは、上記の「サポートの例」セクションをご覧ください。また、「チーム」ページでは、私の資格や経歴についての情報をご確認いただけます。そのプロフィールには、さらに詳しい情報が記載されたリンクも含まれています。
学校の先生や雇用主、大学の教授と話してもらえますか?
私と一定期間(少なくとも5回以上)お会いした後であれば、学校や職場、大学に支援を求める手紙を書くことができます。この手紙はあなたのニーズを明確に伝え、合理的配慮を求めるために役立ちます。手紙の作成は1セッションとして計算され、料金が発生します。
適切な配慮を求めることは弱さの印ではありません。それは単に公正な土俵を保証するものです。もし配慮が十分でない場合、変わるべきは環境です。彼らはニューロダイバーシティについてもっと理解を深め、ニューロダイバージェント者を支援するための環境を整える必要があります。
子どもや若者(ティーン)のサポートをしていますか?
はい、子どもやティーンエイジャーとの仕事を心から楽しんでおり、クライアントの約半数がこの層に属しています。若い人の人生に関わり、彼らの成長をサポートできることは、大変光栄です。
ボストンで学士課程の間、メンタルヘルスカウンセリングの修士課程への申込みを準備していた頃、Tufts Medical Centerの小児科の化学療法および腫瘍科でアシスタントソーシャルワーカーとして働いていました。クリスマスの日も毎週金曜日に勤務し、患者のサポートをしていました。この経験は非常に意義深く、現在の私の活動に大きな影響を与えています。
子どもの親・保護者は子どもと一緒にセッションを受けられますか?
はい。お子さんとの合意がある場合、一緒にセッションに参加していただけます。
このサポートは、他のセラピストやカウンセラー、心理学者とどう違いますか?
私はニューロダイバージェンス、特にオーティズム、ADHD、ディスレクシア、ディスプラクシア、トゥレット、そしてhypermobile Ehlers Danlos syndromeに関して、個人的、学術的、そして専門的な経験を持っています。
一対一のサポートに加え、研究、公開講演、教育活動にも積極的に取り組んでいます。いくつかの役割には以下が含まれます:
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ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)名誉ポスドク研究員
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シェフィールド・ハラム大学/National Autistic SocietyのオーティズムのPostgraduate Certificationコースの客員講師
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SEDSConnectiveのアドバイザー
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『Autism in Adulthood』『Journal of Autism』などの学術誌の査読者
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Autism Spectrum Australiaの研究パートナー
さらに詳細な情報については、「チーム」ページをご覧ください。
ニューロダイバージェンスの専門知識に加え、私はヘルスに関する幅広い知識を持っています。International Board of Lifestyle Medicineによるライフスタイル医学の認定資格を取得しており、科学的根拠に基づいたヘルスとウェルビーイングを向上させるための包括的なアプローチを理解しています。(詳細は「ライフスタイル医学」のページをご覧ください。)
また、ウィンチェスター大学の栄養医学の資格を取得しています。
これらの経験と資格の組み合わせにより、個々のニーズに合わせたホールパーソンなサポートを提供することが可能です。
どの言語でサポートを提供していますか?
現在、サポートは英語のみで提供しています。ただし、最初のメールは英語、日本語、またはフランス語で送っていただいて構いません。